はりま芸能
 まいシアター


第一回公演

第ニ回公演

第三回公演


第三回公演

平成16年11月20日 姫路キャスパホール

PM13:00~15:00 PM17:00~19:00


主 催
. はりま芸能まいシアター
後 援
. 兵庫県教育委員会、姫路市・姫路市教育委員会、(財)姫路市文化振興財団、


はりま芸能まいシアター
代表 堀 豊明

はじめに 

 今回の「とざア〜い とざア〜い 人形でごる」は<あやつり人形>をテーマに「江戸糸あやつり人形」「阿波木偶箱廻し」をお招きし、トーク解説を交えて、ご堪能いただきたいと存じます。,  私たちの公演を契機にふだん伝統芸能に接する機会が少なかった方々やあまり関心を持たれなかった方々に対して少しでも興味を持っていただき伝統芸能の魅力や、楽しさを味わっていただければ幸いに存じます。


出演者

日本舞踊

桃宗流「蓮扇会」主幹 桃宗 蓮和

人形遣い
澤村訥久藏・市川左三郎

義太夫「櫓のお七」
<本題>伊達娘恋緋鹿子
だてむすめこいのひがのこ


神戸新聞記者が選ぶ古典芸能で、薪能と並び、西播磨の芸能ベスト5に選ばれた。

実際にあった事件をもとにつくられた「伊達娘恋緋鹿子」は暮れの師走の23日。月待の雪の夜。本郷の八百屋久兵衛の娘、お七は、火事で焼け出され、駒込の吉祥院に仮住居を
している間に、寺小姓の吉三郎と深い仲になるが、引き離されてしまう。お七は吉三郎に夜ごと会いたく思うが、夜は町々の木戸が閉められどんな言い訳をしたところで開けても
らう事はできない。次第に半狂乱になってゆくお七は、大罪を犯すと知っていながら、火の見櫓に登り半鐘を打ち鳴らして火事に見せかけ木戸を開けさせてしまう。お七は吉三郎が探していた剣を吉三郎にうまく渡す事はできたが、お七は結局捕らえられ、市中引き回しの上、火あぶりの刑となる。

歌舞伎や日本舞踊で上演されるこの曲は、後見の黒衣の口上があって雪の中にひとりたたずむお七が、人形振りの所作事で踊る。後見二人が人形遣いとして、お七を人形のように動かす。お七役の踊り手は横っ飛びになって後見に抱かれ足をバタつかせて悲しんだり、ハッと掛け声をかけて後見の膝の上に飛び乗ったりして、いかに人形らしく見せるかがこの踊の見せどころです。最後には人間にもどり、火の見櫓の太鼓を打つ決心をし肌脱ぎになって結綿に結い上げた髪をさばいて櫓三重という軽快な三味線にのって激しく動いて櫓の梯子を途中まで登るが滑り落ちたりして迫力のある所作事をする。最後には降りしきる雪の中で櫓に登り、みえを切って幕となる





江戸糸あやつり人形

江戸糸あやつり人形遣い 上條 充
公式ホームページはこちら


江戸糸あやつり人形は江戸時代に生まれ。江戸ー東京を中心に伝えられてきました。世界に類を見ない構造を持つ。「手板(ていた)」という操作板と、20本前後の糸を使うことで、日本ならではの実に繊細で表情豊かな動きを生み出します。

「かっぽれ」
寄席やお座敷で今もおどられていますが、もとは明治時代に大流行した大道芸でした。人形の軽妙な動きをお楽しみ下さい

「酔いどれ」
酔った人形の細やかなしぐさ、そして日本に古く
から伝わる、人形の仕掛け「引き抜き」の技を
お見せします

「黒  髪」
恋人を待つ女心を繊細な動きで表現。女の人形は
「提灯胴」という独特の構造を持っていて、人形
の動きや遣い方が男の人形と異なっています

「獅子舞」
獅子は太陽と力のシンボルとして中近東に生まれ
ました。それがアジアに広がり、日本では縁起物
として尊重されています。糸あやつりならではの
趣向を凝らしてあります。





阿波木偶 箱廻し

阿波木偶箱廻しを復活する会
芝原生活文化研究所


木偶人形が入った二つの木箱を天秤棒で担いで移動し街角で人形芝居を演じたことから箱廻しと呼ばれました。
箱廻しには正月に門付けした「三番叟・えびす」の祝福芸と「傾城阿波の鳴門」などの外題を街角で演じたものがありました。祝福芸は、五穀豊穣・商売繁昌・無病息災を祈り、人形芝居は民衆に娯楽を提供しました。明治初年には200人を数えたといわれる阿波の箱廻し芸人は、阿淡系の人形文化を木箱につめて全国に運びました。その後、時代の流れと共に1960年代に姿を消した箱廻しを、私たちは街角によみがえらせようと活動しています。

阿波木偶「三番叟まわし」
箱廻し「傾城阿波の鳴門」(一部)
祝福芸「芝原えびす舞」








過去の公演

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